アート系トーク番組 art air の日記

アート・美術・幼児造形などについて

建築家フンデルトヴァッサー展

奔放な色彩を駆使する画家として、また自然との共存を訴え続けたエコロジストとして日本にもなじみの深いオーストリアを代表する現代美術家フリーデンスライヒフンデルトヴァッサー(1928-2000)の展覧会を見に京都国立近代美術館にいってきました。

大阪の舞島にある風変わりな建物(ゴミ焼却センター)で有名ですよね。税金の無駄遣いだ〜などと言われていて、作家の意図とは違うところで、いつも話題に出てきていて、かわいそうですね。

さて、作品は絵や版画、建築模型などで構成されていましたが、すきまなく描かれた絵画は、目がくらむような感じクラクラし、とってもインパクトの強い作品でした。
 ジオラマの方は、楽しげなワンダーランドを思い起こさせました。自然との共存、日本人にはなじみの深い言葉ですが、日本の建築家がこのテーマで建物を建てた時、フンデルトさんとどういった違いや共通点がみいだせるのか、そんなことを考えて帰ってきました。