「絵画の庭─ゼロ年代日本の地平から」国立国際美術館にて
日本の若い世代を中心に活発な動きが見られる
この10年余りの現代アートの新しい具象的な絵画に
焦点を当てたものです。
28名の日本人作家の近作、新作合わせて約200点を
展示室すべてを使って紹介された力の入った展覧会です。
私も半年前から楽しみにしていた展覧会でした。
今までWEBでしか見れなかった作品を
原画で一望できるよい機会でした。
個人的には森千裕さんの作品が
画集で見るのと本物で見るのとは
全然違っていて、とても良かったです。
また青木陵子さんのドローイングを
部屋にインスタレーションした作品も
あいかわらずセンスよかったです。
こう見るとマイクロポップ系の
作品に惹かれる気がします。
その一方で、しっかり描き込んだ作品には
神話的なものに面白いものがありましたが
シニカルに表象批判したものには
あまり惹きつけれられませんでした。
いろいろなタイプの作品があるおかげで
あらためて自分の作品の見方が
浮き彫りになるような気がしました。
作品画像は国立国際美術館の作品紹介ページ
こちらのブログ「ブルータス」の雑誌フク編集長のページからも画像を見れます。