アート系トーク番組 art air の日記

アート・美術・幼児造形などについて

借りぐらしのアリエッティ

映画「借りぐらしのアリエッティ」を

見てきました。

最初の登山?のシーン

アウトドア派としては楽しく見れました。

日常の道具を工夫して

登ったり、降りたりするシーンは

ある種ゲーム的で、新しい世代の監督の

作画を感じました。

このシーン男の子は楽しいだろうな。

そして、宮崎駿監督との明らかな違いも明確化し、

なぜ宮崎駿監督は国民的人気を得たのか

理解できた気がしました。

簡単に言うと、宮崎駿監督が描く女性の物語は

女性の人生を応援する強い情熱とこだわりが

細部、全体にわたって貫かれている気がしました。




借りぐらしのアリエッティ」も14歳の少女を

主人公とした作品ですが、どちらかというと

病弱な青年の精神の回復の物語としても読めました。

それに比べて少女アリエッティの旅立ちの物語は

描けていましたが、

自立、達成という女性の完結した物語になっていないため

鑑賞した女性の方は少し物足りないというか

時間が足りないというか、そのような印象を

もった方も多かったのではないかと思われます。



ただ作品質や、展開など総合的には

とても魅力のある作品になっていましたし

感動もしました!ぜひ次世代ジブリの作品

ご鑑賞くださいませ!