ボローニャ国際絵本展
西宮市大谷記念美術館で毎年開催されているボローニャ国際絵本展に行ってきました。
ボローニャといえばサッカーの中田選手が最初に移籍したイタリアの都市で以前有名になりましたね。
この「イラストレーションコンクール」は北イタリアの古都ボローニャで毎年開かれ、絵本制作を目指すイラストレーターたちの発表の場として重要な位置を占め、今日の絵本挿絵の最新の動向を知らせる公募展として高く評価されているそうです。
私は、5年前から毎年見に行っているのですが、今年は特に日本人作家の活躍ぶりが目立ちました。応募総数もイタリアについで二番目に多いんだとか・・・
質の高さはもちろんなのですが、発想のおもしろいもの、小品だが斬新な表現手段を使っているものなどがあり、バラエティーに富んでいました。審査員に絵本作家のサラ・ファネリさんが加わっているのも大きかったかもしれません。
たぶん来年も見に行くと思うのですが、絵本展の5年を振り返ってみると、ゆるやかだけど確実に変化しており、こういうコンクール展というのは、時代の息吹を反映するものなんだな、とあらためて感じました。