ハワード・ガードナー 多重知能理論とは?
多重知能理論とは?
人間の「知能」を測定しようと言う試みは古くからありました。その多くは知能を「一つの指標(たとえばIQ)」で測ろうとしていましたが、一方で「一つの指標」だけで人間の知能が測れるのか、と言う疑問はつねにありました。さまざまな議論を経て生まれたのが、ハーバード大学教授のハワード・ガードナー氏による「多重知能(Multiple Intelligences=以下MI)」の理論なのです。
知能は単一ではなく、複数ある」
この理論の中核にあるのは、「知能は単一ではなく、複数ある」「人間は誰しも複数(現在は8つ)の知能を持っている。長所やプロフィールが個人によって違うように、人によってある知能が強かったり、ある知能が弱かったりする」という考え方です。人間の知能についての研究はまだ完成されているわけではありませんが、このMI理論は現在、世界各国の教育現場やビジネスの世界で取り入れら
れています。
ハワード・ガードナー 参考図書
関連リンク
多重知能理論の要約
http://www.nichinoken.co.jp/np5/nnk/multiple_intelligences/mi/mi.html
プロジェクト・ゼロの芸術的発達におけるUの字曲線理論の研究とその批評 : NAEA Studies in Art Education誌上の論争を中心として
プロジェクトREAP:芸術教育が他教科に及ぼす影響に関する研究 : プロジェクト・ゼロの「学習の転移」と芸術教育の見直し
http://ci.nii.ac.jp/els/110006999340.pdf?id=ART0008911501&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1398432273&cp=