アート系トーク番組 art air の日記

アート・美術・幼児造形などについて

、「杉本博司 歴史の歴史」展 国立国際美術館にて


写真家 杉本博司さん 「歴史の歴史」展に行ってきました。

以前2005年に六本木ヒルズで「時間の終わり」展を

見て以来の杉本さんのファンなのですが、

建築家、安藤忠雄さんとのトークショーも行われるとあり

ぜひ生、杉本博司さんに会えればと思いいきました。




代表作「海景」シリーズより


早めに行ってじっくり作品をみて

午後からのトークショーに備えたのですが

なんと、整理券に長蛇の列、

外でのモニター観覧スペースでも

立ち見の列ができて、さすがに断念しました。

すごい人気です。




モダン建築を無限大のピントでとった、建築シリーズより




翌週、中沢新一(人類学者)×杉本博司さんの

トークショーがあり、仕事を午前中すませて

高速をとばして、聞きにいきました。

やはり、長蛇の列で外のモニターの立ち見だったのですが

両者の本は何冊か読んだ1ファンとしては

2時間30分、立ち見でがんばってききました。



こんな感じです。



やはり、作品や本だけではわからない

本人から伝わる空気感や思いなどが伝わり

トークショーっていいいな〜と思いました。


詳細は、また後日にでも・・・・







杉本博司さん 「歴史の歴史」展の内容 〜6/7まで 国立国際美術館にて

以下、美術館のプレスより抜粋




ニューヨークと東京を拠点にしながら、

写真表現の第一線で活躍中の杉本博司(1948年生まれ)。

本展覧会では、この日本を代表するアーティストが集めた収集品と

制作した写真作品を、共に展覧して、杉本博司その人に総合的に迫ります。

「歴史の歴史」と呼ばれる杉本博司の個展は、

2003年に東京で初めて開催され、

その後、北米4都市を巡回してきました。




本展覧会では本物の化石や石器と共に展示されます。

杉本博司の収集活動の始まりにして、

収集品の中心をなすのは、日本の伝統美術工芸品です。

アートとは精神を物質化する技術と考える杉本博司は、

古美術に技術を学び、写真制作に活かしてきました。

近年は、18世紀の解剖書や、20世紀の偉人の肖像や、

月探査をめぐる珍品や隕石など、

美術工芸品ではない近現代のモノが多数収集されています。

それらは杉本博司のこれまで知られていなかった

側面を垣間見させてくれるでしょう。