アート系トーク番組 art air の日記

アート・美術・幼児造形などについて

アート

レゾナンス展 IN サントリーミュージアム天保山

レゾナンス展 IN サントリーミュージアム天保山に行ってきました。昨年行われたインシデンタルアフェアーズの第二段現代アートの続編です。現物を見たいと思っていた作品が集まっていたので、とても楽しめました。 ただ、全体的に「生死」をテーマまたは副…

長谷川等伯展 IN 京都国立博物館

大人気の長谷川等伯展を見に京都に行ってきました。2時間待ちとか聞いていたので夕方までランチを食べて待ってから行きました。すると待ち時間0分で入れました。松林図はドローイング要素の多い生成変化するような作品でした。こちらも離れて見ると、障子…

仙台空港にガンダムが!!!

仙台の幼稚園の絵画研修の講師によばれて仙台空港に降り立つと・・・・ なんと巨大なガンダムとザクがおでむかえドムやリックディアス、向こうには百式がいてます。大興奮で写真をパシャパシャ!近くで見ると、なんとすべてダンボールで作られています。そう…

室生寺 & 室生山上公園芸術の森に行ってきました

室生寺に行ってきました。運慶が作ったとされる12神像が安置されており、見ることができました。こんじまりしたステキな寺院です。 そして、ついでに寄った室生山上公園芸術の森こちらがヒットでした。イスラエル出身のアーティストダニ カラバン氏設計した…

現代アート絵画についての考察、国立国際美術館新築移転5周年記念シンポジウム「絵画の時代ーゼロ年代の地平から」を聞いて

国立国際美術館新築移転5周年記念シンポジウム「絵画の時代ーゼロ年代の地平から」に行ってきました。シンポジウムは1/23(土)、24(日)の2日間行われました。美術館学芸員、キュレーター、批評家、美学者などのアートの専門化が絵画について語りつくすと…

ウィリアム・ケントリッジ——歩きながら歴史を考える そしてドローイングは動き始めた……in 京都国立近代美術館

ウィリアム・ケントリッジの展覧会を京都に見に行ってきました。2001年の横浜トリエンナーレで招待されていた作家でその時から実物を一度ぜひ見たいと思っていた作家だったので今回、京都でまとまった作品が見られるとあって楽しみにしておりました。 ウィリ…

  「作品テーマを述べよ」という制作方法の誤り 

「あらしのよるに」の童話で有名な絵本・童話作家の木村裕一さんが書いた本「きむら式 童話のつくりかた」を読みました。木村さんは今までに300冊以上の著書があり制作のなかで身をもって学んだ制作方法について丁寧に書いています。 童話のつくり方 (講談…

、「杉本博司 歴史の歴史」展 国立国際美術館にて

写真家 杉本博司さん 「歴史の歴史」展に行ってきました。以前2005年に六本木ヒルズで「時間の終わり」展を見て以来の杉本さんのファンなのですが、建築家、安藤忠雄さんとのトークショーも行われるとありぜひ生、杉本博司さんに会えればと思いいきました。 …

椿昇 GOLD/WHITE/BLACK展 IN 京都国立近代美術館

京都国立近代美術館で開催されている椿昇 GOLD/WHITE/BLACK展に行ってきました。第一回横浜トリエンナーレでビルディングサイズの巨大なバッタのバルーンを展示したことで知っている方もいるのではないでしょうか?椿昇さんの発言は、いつもアグレッシブです…

アバンギャルド・チャイナ展 IN 国立国際美術館

アバンギャルド・チャイナ展に行ってきました。中国現代美術が熱い!!と以前からウワサは耳にしていたので、期待して展覧会に行ってきました。結論からいうと、あまり楽しい展覧会ではなかったです。 中国の資本主義化と足並みをそろえて発展していった中国…

初詣 平安神宮 とシェル美術賞展

初詣に行ってきました。おみくじは「吉」でした(^0^) 平安神宮の近くにある京都市美術館別館で開催されていた「シェル美術賞」にも行ってきました。実は、こちらがお目当てで寒風ふきすさむ中京都に行ってきました。 入賞作品↓ ネットの画像で見るのと実…

現代美術への視点 エモーショナル・ドローイング展 & 小山登美夫ギャラリー 京都 オープニング

京都国立近代美術館で開催されている現代美術への視点 エモーショナル・ドローイング展に行ってきました。 ドローウィングとは、定義が難しいのですが簡単に言うと完成を目的とした立派な絵画ではなくらくがきのように、描くことの行為自体を目的としたお絵…

2008横浜トリエンナーレ

文化の日に横浜トリエンナーレ2008に行ってきました。3年に一回、横浜の港町で行なわれる国内最大級の現代アートの国際展です。 昔ながらの赤レンガ倉庫を改築した展示場や新港ピアなどで開催されていました。 会期中は船で各会場を回ることもできます。近…

岡本太郎記念館

東京にある岡本太郎記念館に行ってきました。 原始的なエネルギーを感じさせる彫刻ですね(^0^) そしてユニークです。 岡本太郎は断然、彫刻がよいと思います。

子どもの絵の成長は美術史を逆行する 

子どもの絵のみずみずしい表現を見ていますと、そこには人が絵を描くことの意味や本質的な要素エッセンスがつまっているように思います。子どもの絵を成長段階にそってみてみますとまず0才〜1才半ごろまでは、「スクリブル」といわれるなぐり描きの時期があ…

東京の幼稚園「絵画・作品展研修」スタジオジブリ・レイアウト展IN東京都現代美術館

東京のとある幼稚園から絵画・作品展の研修に講師としてよばれて、行ってきました。研修は、通常は2日にかけて行う絵画と作品展の製作研修を一日で行うというかなりハードなものだったのですが、遠方なので少し欲張った内容になりました。しかし幼稚園の先…

フランシス ベーコンの制作の壺

さて、前日入りした仙台では日本三景で有名な松原海岸に向かうつもりだったのですがあいにくの雨・・・今回もやっぱりメディアテークに行ってきました(^^) メディアテーク(仙台の芸術センターです) 視聴コーナーでは、またまた良いビデオを2本発見し…

民衆の、民衆による、民衆のためのアート

つぎの、ビデオ作品は「キュレイター:ヤン・フート」です。(イッシプレス制作、ワタリウム美術館企画)ヤン・フートは、1992年に催されたアート界のオリンピックともいわれる「ドクメンタ9」の芸術監督を務め、アートと社会の接点を問う多くの展覧会を作り上…

「塩田千春 精神の呼吸」展 IN 国立国際美術館

大阪中ノ島の国立国際美術館で開催されています「塩田千春 精神の呼吸」展に行ってきました。ちょうど作家のトークショーが行なわれる時をねらって見に行きました。まず、最初に出迎えてくれるのが、赤い糸と靴をつかった空間構成作品(インスタレーション)…

液晶絵画展

先日、国立国際美術館で開催されている液晶絵画展に行ってきました。大型の液晶画面を絵画のように美術館に展示し映像作品を鑑賞することができるという新しい展示スタイルの試みが行なわれておりました。新しいメディアをつかった展示は世間の興味をひいた…

『≒草間彌生 わたし大好き』

アーティストのドキュメントをつづった「≒シリーズ」映画。1年に一回、大阪中央線の九条駅にあるシネヌーボという名前の映画館で開催されています。シネヌーボは短間映画やアート系な映画をいつも上映している知る人ぞ知るマニアックな映画館です。 さて、毎…

30年分のコレクション展 国立国際美術館

先月の事になりますが、 大阪中ノ島の国立国際美術館で開催されていた 「30年分のコレクション展」をみに行ってきました。 1970年から30年にわたって集められたコレクションを 一気に見るわけですから どうしても散漫な印象になるのは いたしかたありません…

「東京都現代美術館 SPACE FOR YOUR FUTURE-アートとデザインの遺伝子を組み替える」展

東京都現代美術館で開催されています 「SPACE FOR YOUR FUTURE-アートとデザインの遺伝子を組み替える」展 に行ってきました。 美術展を企画キュレーションしたのは、 12/17のNHKプロフェッショナルにも出ていた キュレターの長谷川祐子さん。 「ア…

「東京都現代美術館 ポップ道&明日の神話・岡本太郎壁画」

東京都現代美術館で開催されています 「SPACE FOR YOUR FUTURE」展に行ってきた際、 常設展示室で日本のポップとアートの関係を再考した展覧会「ポップ道」と 岡本太郎の壁画「明日の神話」が展示されていました。写真は常設展エントランスに展示されている…

六本木ヒルズ

師走の忙しい時間をなんとかやりくりして、 どうしても見たい美術展があったので、東京にいってきました。 まずは、六本木ヒルズの展望室に隣接する森美術館で開催されている 「六本木クロッシング2007:未来への脈動」展を見に行きました。 展望室からの景…

琵琶湖ビエンナーレ&近江八幡

観光をかねて滋賀県の近江八幡で開催された琵琶湖ビエンナーレに行ってきました。 古い町屋や蔵など利用して、アート作品がその建物の中に展示されており、楽しかったです。 蔵の横には小さな運河が流れており、近江商人たちの賑わいを彷彿とさせる景観で、…

「この30年の美術をめぐって」国立国際美術館30周年記念シンポジウウム

大阪、中ノ島にある国立国際美術館で 11/3に開催されたシンポジウムのつづきです。 『サブカルチャーと美術』のシンポジウムで、松井みどりさんがしゃべった後のシンポジウムで、「この30年の美術をめぐって」評論家の浅田彰さん、美術史家の高階秀爾さん、…

この30年の日本のサブカルチャーと美術 国立国際美術館30周年記念シンポジウウム

大阪、中ノ島にある国立国際美術館で 11/3に開催されたシンポジウム『サブカルチャー』のレポートのつづきです。 美術批評家の松井みどりさんの公演を聞いて、今回は 『日本のポストモダンアート・サブカルチャーと美術の関係』について 私見も含めて書いて…

『サブカルチャーと美術』 国立国際美術館30周年記念シンポジウウム

大阪、中ノ島にある国立国際美術館で 11/3に開催されたシンポジウム 『サブカルチャーと美術』に行ってきました。 当日は、午前に『アジアの美術』をテーマにしたシンポジウムが あったのですが、仕事のため午後からの参加になりました。 途中高速道路で事故…

国際展の現場

大阪、中ノ島にある国立国際美術館で 10/20に開催されたシンポジウム 『国際展の現場』に行ってきました。 講師は館長の建畠 晢さん 今年は イタリアのベニスのビエンナーレ(2年に1回) ドイツ、カッセルのドクメンタ(5年に1回) ドイツ、、ミュンスタ…